発電所の月報と、味噌の蔵出し ― 2005/11/06 17:30
ある標語 ― 2005/11/20 17:03
asahi/ga/oka の街から最寄のJRの駅までは、移動に車を使うのが普通なくらいの距離があります。その途中の道端に、こんな標語を記した立て札がありました。三角柱で、見えない裏側には「あいさつを一言いえる心がけ」とあります。設置した方々の望みとは裏腹に、残念ながらあまり目立たない立て札です。通る人の多くは運転中ですから。 でも改めて見るといい標語ですね。右側のものの素直さは、ゴチャゴチャに明け暮れる私達に、「原点に帰ろうよ」と囁きかけてくれます。左側のものの勇ましさは、何かとウジウジしがちな日常に活を入れてくれるようです。若い人向けなのでしょうが、asahi/ga/oka 住人達にもなにがしかの感銘を与えてくれました。 さ、また明日から、元気よく明るい声でこんにちは!と、仕事に励むことにいたしましょう。 |
今年の栗の顛末 ― 2005/11/20 17:29
9月にすっかり大きくなりましたとお知らせした後、収穫の時期を過ぎても、何もお知らせできませんでした。
実はあの後、ashai/ga/okaの栗はうまく実らなかったんです。青いまま、いつまでたっても枝から離れずに時が過ぎ、やがて木の上で急に茶色くなって弾けてしまうものが続出しました。例年のように茶色になりながら木から落ちた栗を拾うことができなかったのです。
9月下旬から10月にかけての異常な天候のせいじゃないかなと、asahi/ga/oka住人達は話しておりました。なにせ真夏の暑さが戻るかと思えば急に冷たい雨が降るのの繰り返しでしたから。栗の木はまだ夏なのかもう秋なのか、訳がわからなくなってしまったのではないでしょうか。
木の上で弾けたイガが、なにやら痛々しく見えていました。ふやけて地べたに落ちた栗の実から、来年は若芽が吹いてしまうのかもしれません。
そんなわけで、今年の栗の収穫はゼロ。栗ご飯は来年に期待することになりました。
Lizard Sanctuary ― 2005/11/27 19:18
asahi/ga/okaの冬支度が始まりました。(え?もう遅いって?) 紅葉も終わり落葉の真っ最中の木々の落ち葉を掃き集めて(焚き火は遠慮して)ゴミ袋に詰めていきます。
吹き溜まりの落ち葉を掃くのに植木鉢や腐葉土をどけたら、なんと次から次へと蜥蜴さんたちが現れました。もう冬眠してたのでしょう。小春日和のやわらかい日差しの中で少し頭を持ち上げたまま、逃げもせずボーッとしています。
「あのー。眠たいのは判るけど、そこに居てもらうと、ちょっと都合が悪いんですけど…」
話し掛けてるうちに、だんだん目が覚めてきたようだけど、
「あれー、まだ春じゃなさそーだなー。どうしよーかなー。」
きょろきょろ辺りを見回すだけで、動いてくれません。
やむなく両手ですくい上げて、チビ娑羅の根元に持っていきます。
「迷惑だなー、もう!」
「いいからさっさと、落ち葉の下に潜りこみなさい!」
「えー、どうしようかな・・・」
夏の間のすばしっこさはすっかり影を潜めてしまった蜥蜴さんたち、計8匹。しばらくのんびりしてましたけど、10分もすると木の葉の下に姿を消しました。こうして、チビ娑羅と根元の薔薇の下の地面は来年の春まで、臨時の「蜥蜴サンクチュアリ」(Lizard Sanctuary)と相成ったのであります。
※どうやら asahi/ga/oka の蜥蜴さんたちは、「ニホントカゲ」さん(skink)じゃなくて「ニホンカナヘビ」さん(lizard)らしいです。
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